八丈島 ダイビング/BIENTOS(ビエントス)は八丈のダイビング情報を発信しています!/2007年3月八丈島の海

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八丈島BIENTOSの過去ダイビングログ

 

八丈島の海の過去ダイビングログです!【3月】


3/26
天気晴れ 気温18℃ 水温18℃ 風西 波3m 透明度20m
底土
ドライスーツ
昨日の大雨の天気も回復し、最高のダイビング日和となりました。 しかし、波の影響はまだ残っていて、東側のポイントしか潜ることが出来ませんでした。
海の中はとても穏やかで、沖にある大きなアーチの中にはチョウチョウウオが群れ、
サザナミヤッコやテングダイがそこを住処にしていました。

そして、今日一緒に潜ったゲストは、今月で島を離れてしまうというのです。
八丈の良さをたくさん見ることが出来たようで、特に人の暖かさに感動していました。
八丈の海もその良さに加えてくれたら、とてもうれしいです。
もっと透明度が良いとき、もっと魚がたくさんいるポイント、ダイナミックな地形、
まだまだたくさん案内したいことがありますので、いつでも遊びに来て欲しいです。

八丈空港へ行くと、他にも島を離れる人の見送りで人が溢れていました。
「万歳!」の声が空港内に響き、別れの季節、新たな生活のスタートを感じさせていました。
海の中もこれから温かくなり、南方の生物も加わわると、がらりと様子が変わり、新しいシーズンが始まります。
ダイバーにとってはワクワクする季節が始まろうとしています。
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         サザナミヤッコ


3/25
天気雨 気温17℃ 水温17℃ 風南西 波4m 透明度20〜30m
底土
ドライスーツ
南西からの風が強く、島の西側は大シケでしたが、東側はべた凪。
海の中はとても綺麗で30mぐらいの透明度があったと思います。
しかし、水温が低めでしたので、ドライスーツとフードの着用が最適でした。

小さな石の下を覗き込むと、人差し指の爪ぐらいのキンチャクガニが2匹いました。
そのうちの1匹はお腹に真っ赤な卵を抱えていたのです。
さらによく見ると、手に持っている彼らのトレードマークのイソギンチャクが体の割には ちょっと小さいように見えたのです。
これでは、卵を外敵から守るのに不便ではないのかと思いました。
自分の身を守るだけではなく、自分たちの子孫も守らなければならないので、さらに強力な武器が必要なはずなのに。
でも、その小さいイソギンチャクを持っているのは彼女なりに何か理由があるだろうと、
誰にも聞けない疑問を抱きながらもその場を後にしました。

明日はこの強風がおさまり、天気も良くなるとの予報です。海も静かになってくれることを願います。
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      キンチャクガニ


3/24
天気曇り 気温17℃ 水温17〜19℃ 風南西 波4m 透明度20m
八重根・藍ヶ江
ドライスーツ
今日は久し振りに「藍ヶ江」へ潜りに行きました。
ここは小さな港になっているので穏やかなときが多いのです。
ダイバーもほとんど来ないのでいつも貸切です。

海の中は魚だらけ!!水平方向360°オヤビッチャの群れ、
少し目線を上げるとキホシスズメダイの大群、沖へ移動するとニザダイの群れが活発に泳ぎまわっていました。
大きな魚だ!と目を凝らすと1mを超えたヒラマサやカンパチ、ホシエイ、アオウミガメ、シマアジの群れ。
これだけ魚が多いと釣り師にも人気があるポイントということが納得できます。

明日は大シケの予報です‥‥。また「藍ヶ江」でしょうか???
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            ヒラマサ                  モロックニシキウミウシ


3/23
天気晴れ 気温15℃ 水温17〜19℃ 風西 波2m 透明度20m
八重根
ドライスーツ
昨晩からの強風で潜れるポイントが限られてしまいましたが、
堤防に囲われた「八重根」は波の影響を受けず穏やかでした。
穏やかでよかったのですが、昨日よりも水温が下がっていました。
すると、水位も下がってくるので、海から上がるときに
ちょっとした崖をよじ登るようにしなければなりませんでした。
ファイトー!一発!ケインコスギもびっくりでしょう。

見た生物は、フリソデエビ、アオサハギ、アオウミガメ、クチグロ、
サザナミヤッコ、ヤッコエイ、コンペイトウウミウシなどでした。
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         フリソデエビ


3/22
天気曇りのち雨 気温15℃ 水温19℃ 風西 波2m 透明度10〜20m
ナズマド・乙千代ヶ浜
ドライスーツ
今日はナズマドに潜ることが出来ました。
本当に久し振りで、なんだかワクワクしました。
しかし‥‥クラゲがたくさん浮いていて、透明度が悪いのです‥‥。
まさに冷水塊の濁りです。
10m先の景色がぼんやりかすれて見えるのですが、
見える範囲は魚がたくさん、たくさんいるのです。キホシスズメダイ、
シロボシスズメダイ、テングハギモドキが特に密度が濃かったです。
こんな、濁った水の時はニタリが出るとか‥‥
「来月の上旬まで冷水塊は続くだろう」と漁師さんが話していました。
今が、ニタリチャンスかも知れませんね。
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       オランウータンクラブ                 アオウミガメ


3/21
天気晴れ 気温13℃ 水温19℃ 風西 波2m 透明度15m
乙千代ヶ浜
ドライスーツ
この頃は乙千代ヶ浜に潜ることが多く、必ずと言っていいほど大きなヒレナガカンパチを見る根があるのです。
しばらく根で待っていると、捕食する気満々で黒く縞模様が入っているものや、
5〜6匹の仲間を連れてくることもあります。
ダイバーの周りをつかず離れずの距離で回遊してくれるので、
眺めていると思わず、ジュルリ‥とよだれが出てきそうです。

その根の周りにはカンパチだけではなく、キホシスズメダイやアマミスズメダイが物凄い数で群れているのです。
それらはそろそろ産卵の時期になるのでしょうか?
岩と岩との隙間を泳ぎ、それの準備をしているようでした。
それに混じってユウゼンが10匹ほど群れることもあり、
「ユウゼン玉」と呼ぶにはまだもう少しかかりそうですが、その予感を漂わせていました。

今日は大きなエイと、クラゲに共生する小さな魚と、ニザダイの100匹を超える大群を見ることが出来ました。

明日もカンパチ君達にご挨拶しに行かなくては‥‥。
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カンパチ                              クラゲに棲みつく?魚


3/20
天気曇り 気温10℃ 水温17〜18℃ 風北東 波2m 透明度20m
八重根・乙千代ヶ浜
ドライスーツ
今日は本来あるべきダイビングの姿の「バディ潜水」をすることになりました。
インストラクターはゲストと同等のバディ役になりきり、ゲストにリーダーシップをとってもらうというものでした。
潜水計画を立てた後、水中ナビゲーションを行いました。
計画したコースから少し変更はあったものの、バディでの残圧確認や無限圧潜水の確認などのコミュニケーションがしっかりとれていました。
皆さんも、インストラクターやガイドに依存しない「バディ潜水」をちょっと意識してみましょう。
安全に楽しく潜る術をビエントスは指導しますよ!

カンパチやヒラマサ、ユウゼン10匹の群れなどが見れましたが、八丈島は冷水塊に入ってしまったようです。
早く去ってくれるといいのですが。。。
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         シマウミスズメ                    カンパチ
   


3/19
天気晴れ 気温12℃ 水温19℃ 風北東 波3m 透明度15〜20m
八重根
ドライスーツ
今日は、またしても、ナズマドはお預け‥‥。
うねりが大きくエントリー付近は波が砕けて白くなっていました。
でも、天気は良好!気温以上に暖かく感じました。

八重根の沖の方へ泳いでいくとウスバハギの群れが‥‥
この魚は冷水塊の時によく見られる魚で、地味でのっぺりとした顔立ちなのでダイバーからは
あまり好かれていない魚です。そういえば、ひんやり水が冷たかったような気がします。
他に見られた生物はハダカハオコゼ、タテジマキンチャクダイの幼魚、アオハナテンジクダイ、
モンガラカワハギの若魚、キイロウミウシ、アオウミガメなどでした。
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         キイロウミウシ               アオハナテンジクダイとキンセンイシモチ


3/18
天気曇り 気温8℃ 水温19℃ 風北東 波3m 透明度15m
乙千代ヶ浜
ドライスーツ
全国的に冬に戻ってしまったような‥‥八丈ももれなく、とーーーても寒かったです。。。
うねりはあるものの、島の西側は比較的静かでした。
しかし、ナズマドはうねりが大きく入ることは出来ませんでした。
本日、潜ったのは「乙千代ヶ浜」。んーーー、透明度がイマイチ‥‥。
クラゲは浮いてるし、浮遊物たっぷり。そんな浮遊物の中を、翼をバサバサさせるように泳いできたのがマダラエイ。
2mぐらいの大きさのそれは尻尾がありませんでしたが、迫力はありました。
その他にはクダゴンベ、カンパチ、ユウゼン6匹の集まり、などが見れました。

明日はこのうねりがなくなり、ナズマドだーーー!!と、希望、熱望するのでした。
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          クダゴンベ                     マダラエイ


3/17
天気雨 気温11℃ 水温19℃ 風北東 波3m 透明度15m
八重根
ドライスーツ
あいにくの天気でしたが、島の西側の海は穏やかでした。
午前中はナズマドも入れそうでしたが、午後からはうねりが大きくなり、
八重根へ移動し、他のショップも八重根に集まっていました。

今日はアドバンスコースのナビゲーション!
その最中に亀が登場したので、ちょっと寄り道をしましたが、予定通りのコースを潜る事が出来ました。
エントリーロープに絡まった流れ藻の中には小さな魚がひそんでいました。そこを旅立つ時を待っているのでしょう。

明日も今日と同じようなコンディションという予報です。ナズマドに入れる事を願ってます‥‥。
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           亀とダイバー                     イシガキダイyg


3/13
天気曇り 気温11℃ 水温18℃ 風西 波4m 透明度10m
神湊
ドライスーツ
もうすっかり春だと思い込んでいたら、また冬に戻ったような気候になってしまいました。
気温は低い‥西風は強い‥潜れるところは「神湊」のみ‥

そんな中でもアドバンスの講習をその神湊で行いました。
今日は水中写真を体験してみるという講習で、写真を撮るときの姿勢やカメラの使い方などを説明してとにかくたくさん撮ってもらいました。
ツマジロオコゼやオトヒメエビ、サザナミフグ、キリンミノカサゴ、キンセンイチモチ、オアウミウシなどを撮っていました。
潜り終わるとその講習生は「これは、ハマリますね!」写真の楽しさを体感してくれました。

アドバンスコースではダイビングの幅を広げるための色々なスタイルを紹介していますので是非受けてみてください。
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         ツマジロオコゼ
       Photo by FUJITA様


3/10
天気曇り 気温13℃ 水温19℃ 風北東 波3m 透明度20m
八重根
ドライスーツ
今日はスクーバダイバーコースの最終日でした。
これまで海況が悪く、港の中でしか講習が出来ませんでしたが、今日は最高のコンディションでした。
講習内容は無事クリアでき、ムロアジやレンテンヤッコ、アオブダイ、ハマフエフキハダカハオカゼなど、見れました。

そして、今回の講習で驚いた事は、講習生が自発的に水中のゴミを拾っていたのです。
空き缶やペットボトル、プラスチック板などを両手に持って泳いでいるのです。
「水中にゴミが落ちていると、なんかがっかりしますよね」と講習生は言っていました。
確かにそうだと思うのと同時に恥ずかしくなりました。
いつも潜って見慣れてしまっているので、ゴミをゴミだと思わなくなっている自分がいることに気付いたのです。
学科講習でも環境を壊さないようにと言っているのに、それが出来ていない自分が恥ずかしくなりました。
講習生にはその気持ちを忘れずに、これかもダイビングを続けて欲しいです。
自分も今日思ったことを忘れずに潜っていきたいです。
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          ハダカハオコゼ



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