八丈島の海の過去ダイビングログです!【5月】
05/31
天気晴れ 気温22℃ 水温19℃ 風西 波3m 透明度15m
ナズマド
ドライスーツ
昨日、一昨日と「ニタリ」がナズマドで出ているとの情報があったので、
ニタリが通りそうな場所で待ってみるのですが、潮の流れが物凄く速かったのです。
根につかまっていると、そのダイバーを壁にして流されないようにしている魚が集まっているのです。
ダイバーと魚の目が合うと「お互い必死で、大変ですぅよね」とアイコンタクトをするのでした。
残念ながらニタリは見ることができませんでしたが、ヒレナガカンパチの群れやユウゼンの群れを見ることができました。
他にも、セトミノウミウシやセトイロウミウシ、アオウミガメ、ユカタハタなどを見ることができました。
今週末もナズマドが潜れそうです。水温も少し上がったので、ニタリやハンマー、ユウゼン玉などを目当てにダイバーが集まってくるでしょう。
ヒレナガカンパチ ユカタハタ
5/28
天気晴れ 気温19℃ 水温17℃ 風北東 波3m 透明度3m
神湊
ドライスーツ
今日の体験ダイビングのポイントに真っ白なアオリイカの卵が付いていました。
その卵の産みの親は見ることが出来ませんでしたが、こんな浅いところにで体験ダイビングでも見れるところに産んでくれて、有り難いです。
白い房がだんだん茶色くなり、約25日前後でふ化するそうです。
それから、1年もすると大人と同じ大きさになって、卵が産めるようになるんです。
でも、頑張って産んだ親は、産卵後すぐに死んでしまうそうです。自分の子供を見る前に‥‥
アオリイカの一生って短いんですね。
何だか寂しくなってしまいました。
そんな思いでこの卵を見ていると、ぐっとこみ上げてくるものがあったり、なかったり‥‥
アオリイカの卵
5/27
天気晴れ 気温24℃ 水温17℃ 風南西 波3m 透明度10m
八重根・ナズマド・神湊
ウェットスーツ
夏のような日差し、ジリジリと肌を焼く音が聞こえてきそうなほど太陽が照りつけ、今日は一日中天気がよかったです。
水温は低いままなのに気分は夏なので、ドライスーツを持っているお客さんもウェットスーツで潜っていました。
ガイドもつられて、一緒にウェットスーツで潜ってしまいました。
海の中ではヒレナガカンパチやアオウミガメと出会い、ユウゼン玉も見ることができました。
他にもアカホシカニダマシがイソギンチャクの上に、
ミスガイ(貝付きのウミウシ)をナイトダイビングで見ることがでできました。
今朝、御蔵島ドルフィンスイムツアーに出発したゲストは楽しんでるかなー??
イルカは沢山遊んでくれたかなー??
八丈よりも水が温かいかなー??
ご報告をお待ちしてまーす!
ヒレナガカンパチ アオウミガメとダイバー
5/26
天気晴れ 気温23℃ 水温16℃ 風南西 波3m 透明度5〜10m
イデサリ・局長浜
ドライスーツ
今日は西からの風が強く、島の西側は大時化‥‥。なので、東側でのボートダイビングになりました。
イカの産卵床には真っ白な卵をアオリイカがしっかり産み付けていました。
本当は、「まさに今、産んでます!」というシーンを見たかったのですが、残念ながらアオリイカはいませんでした。
その代わりとはなんですが、カンパチは物凄かったです!!
50匹以上の群れでダイバーの周りを回遊し、手を伸ばせば触れてしまう、距離で写真を撮る事が出来ました。
明日は御蔵島のドルフィンスイムツアーに出発します。
その前夜祭でおそろいのTシャツで気持ちを高めました!楽しんできてくださいねー!
ヒレナガカンパチ Photo by ネコさん 明日はこのメンバーで御蔵に行きます!
5/25
天気雨 気温21℃ 水温16℃ 風南 波3m 透明度10m
底土
ドライスーツ
今日は強風と視界不良の為、飛行機が八丈島に降りてくることがなく、交通が途絶えてしまいました。
お客さんも羽田空港で足止めとなってしまい、明日に延期することになりました。
先週末も飛行機が来なくてがっかりした記憶が‥‥
お願いですから、パイロットさん、明日は無事に八丈に飛行機を飛ばしてください!!
本日見た生物:ユウゼン、レンテンヤッコ、テングダイ、サザナミヤッコ、
イシガキダイ、アケボノチョウチョウウオ、シロタエイロウミウシ、
シンデレラウミウシ、ナギサノツユ、ニザダイ、ブダイ、ミギマキ、ソラスズメダイ、
ハリセンボン、ヘラヤガラ、アオヤガラ、ツノダシ、アマミスズメダイ、
キホシスズメダイ、テングハギ、ブチススキベラ、アカヒメジ、ハナミノカサゴ、
キンギョハナダイ、ピンクパンサーなど。
水温と透明度は相変わらず良くはありませんでした。
シンデレラウミウシ
5/24
天気晴れ 気温21℃ 水温16℃ 風南西 波2m 透明度5〜10m
ナズマド・神湊
ドライスーツ
今日は島中のダイビングポイントが穏やかで、どこでも快適に潜れてしまうほどでした。
ナズマドに行きたくなるのが八丈ダイバーの本性で、ナズマドにはダイバー達が沢山集まっていました。
先に潜り終わったガイドに海の様子を聞くと「冷たいよ‥‥」とか「見えないよ‥‥」とBAD NEWS‥‥
でも「ユウゼン玉があるよ!」とか「サメが出そうだよ!」とGOOD NEWS!!
サメは出なかったのですが、情報通りの海でユウゼンも沢山集まっていました。
ウミウシの種類も多く、水温の影響で八丈には少ないものも見られました。
明日から天気が崩れそうです。海は荒れないといいのですが。。。
ユウゼン玉とダイバー フタスジミノウミウシ
Photo by ちーこさん Photo by ちーこさん
5/23
天気晴れ 気温22℃ 水温15℃ 風南西 波2m 透明度5m
ナズマド
ドライスーツ
今日の海は‥‥
とても、濁っていました‥‥
とても、水温が下がっていました‥‥
最近、こんな感じの愚痴ばかりが多いのです
ここに本当の事をを書くと、お客さんが来なくなるのでは???
嘘を書いたら、もっと来なくなる‥‥
しかし、良いこともありました!!
今日もユウゼン玉がありました!!50匹ぐらいの群れでした!
他に見た、生物はご覧の通りです。
早く、海よ、良くなれ‥‥
アオウミガメ シボリキンチャクフグ
5/22
天気晴れ 気温21℃ 水温17℃ 風北東 波2m 透明度10m
神湊
ドライスーツ
今日は体験ダイビングをビーチで、スクーバダイバーの学科講習をショップで行いました。
どちらも、これからのダイビングライフに期待をし、目を輝かしていました。
最近、ナズマドではユウゼン玉が出ています。
八丈の初夏の風物詩で、毎年リクエストが多くあがります。
5月〜6月の大潮辺りが見られる確立が高いと言われていますので、
6/1(金)、6/30(土)前後が狙い目ですよ。お問い合わせはこちらから。
ユウゼンの群れ(ユウゼン玉)
5/20
天気晴れ 気温20℃ 水温17℃ 風南西 波3m 透明度10m
ウロウ根
ドライスーツ
相変わらずの水温と透明度‥‥。早く綺麗で、温かい海に戻って欲しいです‥‥。
しかし、魚影は物凄く濃く、どこを見ても魚の群れが続きました。
ヨスジフエダイの群れやツバメウオの群れ、ホウライヒメジの群れ
タカベの群れ、アカマツカサの群れ、ムレハタタテダイの群れ
ホウセキキントキの群れ、アカヒメジの群れ最後には人の群れ。。。
今日は海が荒れ、潜れるポイントが限られてしまったので、ダイバーもここ「ウロウ根」に集中したのです。
いつ潜っても、どれだけ人が沢山潜っていても、魚は沢山いるポイントなのでゲストから人気のポイントです。
ヨスジフエダイ
5/18
天気曇り 気温23℃ 水温16〜18℃ 風南西 波3m 透明度5m
メットウ浅根・アカサリ・イデサリ
ドライスーツ
昨日の大荒れの天気の影響で島の西側は大時化でした。東側は風裏になり、とても静かな海況とたりました。
しかし透明度5mと、まるで八丈らしくない濁った水の色。。。
水温が16℃と、八丈の真冬以下の水の冷たさ。。。
冷水塊にドップリ浸かっているようです。
そんな冷水塊だからこそ、確立が高くなるのがニタリやハンマーといった大型のサメですが、
今日は透明度が5mと悪いので、見つけるにも一苦労‥‥。
こんなときに遭遇してしまったら接近しすぎで怖くないかなーという心配も無用で、サメには会えませんでした。
もしかしたら、7m先をサメが泳いでいたかも?とポジティブにディブリーフィングをするのでした。
5/15
天気晴れ 気温21℃ 水温18℃ 風南西 波2m 透明度5〜10m
ナズマド
ドライスーツ
晴れ渡った八丈!気分はもうすっかり夏なのに‥‥。海の中は‥‥。
透明度が5mぐらい、とても濁っているのです。
水温も18℃と例年より3℃〜4℃低いのでした。
それも黒潮が蛇行して、八丈から離れてしまっているのが原因だと思います。
早く、青い綺麗な海に戻って欲しいです。と、島のガイドたちは同じ願いを抱いているでしょう。
ゴマテングハギモドキ ヒレナガカンパチ
5/13
天気くもり 気温19℃ 水温17.6℃ 風南西 波2.5m 透明度10m
底土
ドライスーツ
島人2名だけのダイビングです。
オレンジドライさんは、ワイコン付きデジカメの練習。
アカドライさんは、ドライスーツに慣れるのが目的。
今日も、イマイチの透明度の為ワイコンの威力を発揮するには...
アカドライさんは、安全停止中に浮き気味になるのが、どうしてもきになるらしく、1kg増やしての快適ダイビングでした。
キンチャクガニやウミウシ類、ナギサノツユなどマクロなダイビングとなりました。
アーチの中には50cm以上はある巨大ネズミフグ等もいましたよ〜。
5/11
1
天気晴れ 気温20℃ 風西 波3m
昨晩の強風で海は大時化になりました。天気は良いのに‥‥
ところで、八丈島NO.1ポイント「小岩戸」の日程が決まりました!!
そこがどんなところなのかはココをクリックしてみてください。
選ばれし勇者のみが潜ることを許される、スーパービッグポイントです。
5/6
天気雨 気温20℃ 水温19℃ 風南 波4m 透明度10m
底土
ドライスーツ
船でお帰りになるゲストが、乗船前に潜りに行きました。
透明度が10mぐらいと濁っていましたが、小さな生物は沢山いました。
シンデレラウミウシ、サクラミノウミウシ、モンコウミウシ、ヒメコモンウミウシ
シロタエイロウミウシ、などのウミウシが見られました。
甲殻類は、オオアカホシサンゴガニやキンチャクガニ、フシウデサンゴモエビなどが見られました。
そして、飛行機でお帰りになるゲストは出発まで温泉めぐりへ行きました。
高台に位置する「きらめきの湯」は足湯で、温泉に浸かりながら大海原を見渡せます。
絶景も堪能して、いざ飛行機に乗る準備をすると、何と悪天候で欠航してしまいました。
今日中に帰る事が出来なくなり、明日に振り返る事になりました。
ゴールデンウィークの最後の最後にこんなオチがあるとは‥‥
BIENTOSオリジナルTシャツ で、足湯に入りにいきました
5/5
天気晴れ 気温21℃ 水温16〜18℃ 風南西 波2m 透明度10〜30m
コウラ・御正体根・ナズマド・八重根
ドライスーツ
早朝、ナズマド、ゆっくりとした潮の流れ。
狙うは大型のサメ。ニタリ、ハンマーヘッド。
狙いが的中!ニタリ!
ゲストが発見した時は、5mの至近距離!
クリクリの目玉も、縦に刻まれた鰓も、胴体と同じくらいの長さの尻尾も、はっきりくっきり見えたそうです。
3mの巨体は尾びれを動かすことなく、スーッと泳ぎ、沖へと消えていきました。
そのニタリを初めて見たゲストは大喜びのハイタッチ!
「かっこいい形のサメだった」「ちょっと怖かった」「おもちゃみたいだった」など、
その時の感想を夢中で話してくれました。今日は2チームがニタリを目撃しました。
このゴールデンウィーク、BIENTOSはハンマーやニタリが大当たり!!
冷水塊の濁った水や急激な温度変化にも負けず、アツい連休となりました。
遊びに来てくれた皆さん、どうもありがとうございました。
5/4
天気晴れ 気温21℃ 水温12〜17℃ 風南西 波2m 透明度15〜40m
丸石・メットウ浅根・ナズマド・八重根
ドライスーツ
今日は八丈島で一番の人気ポイント「ナズマド」が入れました。
何故ココが人気があるかというと、魚の種類がとても多く、大物も出る、
地形がダイナミック、しかもビーチポイントであるという事が挙げられるでしょう。
「八丈島=ナズマド」、というくらいブランドが付いています。
そして、そのブランドにふさわしく、BIENTOSでは2チームがハンマーヘッドシャークを見ました。
潮の流れに逆らって泳いできたハンマーは頭上をゆっくりと通り、約1分間の観察ができました。
ゲストは大喜びで、さすがナズマド!という感じでした。
ところが、水温が急降下‥‥。
水温12℃となってしまった時間帯があり、ドライスーツでも震えてしまう水温でした。
しかし、透明度は最高で、どこまでも見えてしまうくらい真っ青で綺麗な色をしていました。
一日の内で、こんなにも海況が変化してしまうと体がついていけません‥‥
明日はどうなる事でしょう‥‥
Photo by 技研ダイビング様
5/3
天気晴れ 気温20℃ 水温19℃ 風南西 波2.5m 透明度15〜20m
局長浜・メットウ浅根・底土
ドライスーツ
ゴールデンウィーク後半戦は快晴で、ビーチポイントはダイバーで賑わい八丈島全体が活気に満ち溢れていました。
海の中は冷水塊の濁りで、八丈島の透明度としては決して良いとは言えませんでした。
しかし、普段伊豆半島で潜っているゲストが「これだけ透明度があれば十分ですよ」と評価してくれました。
初めての八丈島のゲストでしたので、イメージが悪くないかなーと心配でしたが、
魚も沢山いて、カメも沢山いて、楽しんでいただけたようでした。
八丈島では珍しいアカウミガメも見られました。
明日も海はダイバーで賑わうでしょう!海況が良いことを願いたいです。
5/2
天気晴れ 気温21℃ 水温17〜19℃ 風南西 波3m 透明度20m
アカサリ・メットウ浅根・底土
ドライスーツ
今日は天気が良く、水着で泳いでいる海水浴客もいたりして、ビーチは真夏の雰囲気でした。
透明度も良く、水温さえ高ければ海の中も真夏の雰囲気です。
季節モノのアマミスズメダイの幼魚やナギサノツユ、センジュミノウミウシが見られるようになりました。
サザナミヤッコの幼魚、シンデレラウミウシ、サクラミノウミウシ、ホシボンベなどの人気物もあちこちで見られます。
大物待ちをしていると、ゲストの一人が何かを追うように物凄い勢いで泳ぎ出しました。
それを見たガイドは「これは何か出たに違いない!」と、その後を物凄い勢いで追いました。
すると、その様子を見た別のグループのガイドがこれまた物凄い勢いでその後をついてきました。
それを見た、そのグループのゲストが「何事だ!?」とこれまた物凄い勢いで追いかけました。
‥‥‥で、何事かというと、先頭を物凄い勢いで泳いだゲストがハンマーらしきものを見たというのです!
でもその姿は確実なものではなかったようですが、ゲストの後ろには、何で泳いできたのか分からないダイバーの長い行列が出来ていました。
その長い列を見て、みんな大物を見たいという気持ちは一緒だったんだなーと思いました。
サクラミノウミウシ
5/1
天気曇りのち雨 気温18℃ 水温16〜20℃ 風南西 波2m 透明度10〜20m
ナズマド・乙千代ヶ浜・底土
ドライスーツ
連日の早朝で、ニタリやハンマーヘッドで賑わっているナズマドへ潜りに行くと、既にエントリーしているショップが何件かありました。やはり、サメを狙って来ているようでしたが、今日の目撃は無かったようです‥‥。
昨日から水温が不安定で、16℃と真冬のポイントもあれば、20℃のポイントもあり、島の中でも様々でした。そんなおかしな水温だからのでしょうか、伊豆半島などでよく見るミノカサゴがいました。八丈にいる多くはハナミノカサゴで尾びれに斑紋があるのが特徴ですが、今日見たのはその斑紋が無く、まさにミノカサゴでした。それを見て驚いたのはガイドだけでゲストはイマイチな反応でした。そうですよね、形は同じですから。
午後からはLSFA(ファーストエイド)のアップデート講習が行われました。AED(自動体外式除細動器)を使ったCPR(心配蘇生法)の復習などをしてスキルが錆びつかないよう練習していただきました。このAEDは八丈の温泉には必ず設置されていて、誰でも使用することが出来ます。いざという時に、それが使えると蘇生率がグンと上がります。是非、身に付けて欲しいスキルのひとつです。
八丈では珍しいミノカサゴ ファーストエイド講習
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